毎度です。
今日久しぶりに開けた"たる"があります。
その"たる"は、漬物が入っているのですが、なんと!約一年ぶりに空けたのです===3
それは、

"たくあん"です~~~~笑
一般的に"たくあん"というと、黄色い"たくあん"を想像されると思いますが、
僕が作った"たくあん"とは、糠漬けで黄色い"たくあん"とは程遠い物です。
東京の気候で大根を干すのは難しく、また干す場所も無いので、僕は干した大根を買ってきます。
それを、"米糠"と"麹"と"鷹の爪"そして"塩"で漬けた物で、とても保存が利くものです。
というよりも、2~3ヶ月で食べたのでは、乳酸発酵ですっぱすぎて食べにくく、
むしろ一年以上経たないと、酸味や塩加減がなじまないので、美味しいとは言い難い物なんです。
実は、お客さんでこの"たくあん"の達人がいて、4年物という代物を頂いたことがあるのですが、
とても奥深い風味で、僕もあと3年は我慢して皆さんに食べて頂きたいのですが、
我慢の限界にも程がある~~~~~~~笑
という訳で、まだ若い"たくあん"ですが、是非お試し下さい~~~~
お次は、

"ぶり大根"のご紹介です。
"ぶり大根"というといかにもポピュラーで、ちょっと面白味に欠けますが、
こいつは、10キロ以上の天然の"ぶりの頭"だけを使ったぶり大根です!!!
やはり、"頭"はゼラチン質も多く、脂もとてものっています~~~~
なにより、"ぶり"の出汁がとても良く出るのですね。
ちょっとしつこさも出ていますが、ここで"大根"の出番ですよ~~~~~~笑
よく出会い物と言いますが、定番の料理とは本当に良く出来ていますね。
"ぶり"だけだと食べ飽きてしまう料理が、"大根"と合わせる事で食べ飽きない!!
先人の知恵とはすばらしい物ですね。

"ぶり"つながりでもう一品!!
塩漬けにしている所です。
"ぶり"を塩漬けにして何をしているのかと言うと、
"蕪寿司(かぶらずし)"作りをしています。
"寿司"と言っても、江戸前のお寿司とは違い、いわゆる"なれ寿司"の類です。
塩で漬けた"ぶり"と"蕪"を、"麹"で作った甘酒のような物に漬け込んだ料理で、金沢の名産品!!
でも、
ここは魚で売っている幹東ですので、"ぶり"を食べて頂く"蕪寿司"を製作中でございます~~~笑
と、大きく出ましたが、実は去年3回作って2回は成功したのですが、1回は失敗しています。
一昨年は、3勝1敗でその時の気候によるのです~~~涙
冷蔵庫で漬けたのでは、やはり風味が違い、外では冬でも東京の気候ではちょっと暖かいと、
異常発酵してしまうのか、食べられた物では無くなってしますのです・・・・・・・
一週間経っても、メニューに見あたらない時は、「失敗したな!!!」と僕を責めずに、
そっとしておいて下さい~~~~~笑
最後にお椀のご紹介です。

年初めですので、幹東流の"お雑煮"を今週一杯お出ししています。
僕の田舎の福岡の"雑煮"を意識した物で、"あご"出汁(飛び魚の焼き干し)と
"かつお"出しベースで、
"丸餅"と"大根""人参"、"青菜"が入って柚子の香りが効いています。
その他に特徴的なのが、"烏賊のするめ"が入ります。
お澄ましに"するめ"が入っているの~~~~???
と驚く方も多いと思いますが、「喧嘩するめ(するな)ーーー!!」という意味で、
独特の甘い"するめ"の出汁が、僕には「あ~~お正月だな~~」と感じさせる一品です。
ちなみに、
同じ福岡出身の平河君のお母さんに、電話で福岡の雑煮の作り方を聞いてもらったのですが、
「うちは、"するめ"をいっぱい入れんといけんっ~~」と言っていたそうです~~~大爆笑
これでも、上品にしたつもりですが、田舎の雑煮はもっと野暮ったい物です。
でも、その野暮ったさが良いのかもしれませんね。
地方色豊かなお雑煮の事ですので、「これもありだね~~」と感じていただいたら幸いです。
それでは、ご来店ありがとうございます。
毎度ありっ!!!