2008年7月19日

珍しいだけではありません!!

毎度です。

 

今、お魚の話題で一番皆さんが、耳にするのは、「一斉休漁」の事だと思います。

僕は、詳しくは判りませんが、漁師さんが大変なのは、事実です。

 

僕自身、魚が値上りしたのを実感していますが、

相次ぐ値上げや不景気の報道で、

高いイメージのお魚が、市場で売れていないので、

セリで値が決まる市場では、安く買い叩かれて、赤字になるのです。

一日だけの休漁では、影響は少ないですが、切実な漁師さん達の、

精一杯のアピールだと思います。

 

魚が"うり"の店をやっていますので、皆さんにお魚の素晴らしさを、

少しでもお伝え出来たら、と思います。

 

それでは、今日のお魚です。

 

CIMG0858.JPG

なんだか判りますか?

 

これ、"フジツボ"なんです。

"ミネフジツボ"という、東北地方に多い種類です。

貝類ではなくて、甲殻類です。

市場には、青森産の物しか入荷せず、

珍しい物で、水深10メートル位の深い所で、

取るそうです。

 

海水より薄めの塩水で30分茹でて食べます。

黄色の所が卵巣で、これが発達している時期だけの味覚です。

CIMG0871.JPG

 

食べる所を考えると、とても高価で、

殻にお金を払っているみたいです~笑

 

爪のような所を掴んで引き出して、

チュッと吸ったらおしまいですが、

濃厚な海の香りが広がります。

雲丹と蟹の中間のようなお味です。

17年ほど前は、アルバイトしていた店で、大きな物を食べた事があったのですが、

最近は、小さい物しか取れないそうで、

僕も、、年2回程しか仕入れられ無い珍しい物ですので、

チャンスがありましたら、是非!!

 

お次は、 CIMG0880.JPG

ご存知"ムール貝"です。

正確には、"紫貽貝(むらさきいがい)"と言い、

洋食さんには欠かせない食材です。

僕は、あまり使った事がありませんが、

これ、とにかく立派なんです。

岩手産で、直也さんも得意顔で、

「味噌汁なんかじゃ、もったいないからね」と、

良い物アピールしていました。

CIMG0881.JPG確かに身が太っている気がしますが、

詳しくは知らないので、

焼いて醤油を2~3滴垂らして、

食べて見てビックリ!!

フワリと柔らかく、エキスが口一杯に

広がります。

アサリよりも、濃厚でとても美味しい!!

 

バカにしていた訳では無いですが、正直見損なっていました~~笑

これが、どの程度珍しいのかも判りませんが、

明日もあるといいなっ!!

 

それでは、ご来店有難うございます。

毎度ありっ!!!

2008年6月 6日

蟹の王様は?

毎度です。

 

今日仕込みをしながら、外を見ると魚桂さんにうちの常連さんの姿を発見!!

目があうと、道路を渡ってきてくれた。

どうやら、昨日の記事を見て魚桂さんにアジの干物を買いに来た模様。

天気が悪い日が続いた為、干物は一枚も無かったのです~涙

(天日で干している本物の干物は、当然雨では作れません)

 

うーん、天気の事まで頭に無かったです。

わざわざ、身重の身で買いに来てくださったのにすみません~

よく考えて記事にしないと、と反省している幹東です。

 

2回目のお客さんがお母様を連れて再訪してくださいました。

本当に嬉しい事です。有り難う御座います。

そういえば、お母様が来たからと、僕の店につれて来てくださる方、多いです。

これって、本当に有り難いな~といつも女将と話しています。

 

それでは、今日のお魚です。

CIMG0520.JPG

魚では無く、甲殻類クリガニ科の毛蟹です。

もうバラしてしまったので、甲羅だけですが、毛蟹です。

ご存知の通り、毛深いから毛蟹です。

 

よく話題に上がるのですが、蟹はなに蟹が美味しいのか?

答えは、

永遠の謎です。

(何蟹を食べても、良い物は旨く、悪い物は旨くないが僕の結論です。)

 

では、毛蟹はいつが美味しいのか?

答えは、

6~7月と応える関係者はとても多いです。

 

これは、僕の個人的な意見ですが、冬場の毛蟹も、もちろん美味しい!

でも、一般的な感覚では、初夏に毛蟹を食べようとはりきる方は少ない!

よって、"せり"によって値段が決まる市場では、人気のある冬場より、比較的安い!

と言う訳で、初夏の毛蟹はコストパフォーマンスに、優れているのです。

 

更に、この時期は道南(北海道の南側)の毛蟹が旬だそうです。

小振りの物が多いと感じますが、かえって身質のキメが細やかで、

毛蟹の醍醐味の味噌の香りがとても良いと思います。

 

いつが美味しいか?では無く、いつが狙い目か?

と言われたら、

僕の答えは、6~7月なのです。

 

この、香りの良い味噌でキメの細かい身を和えた、

CIMG0495.JPG

 

蟹味噌和え!!!

とても人気で、小口の胡瓜と若布のペーストを添えて、

生姜とスダチの香りを利かせて、蟹酢で食べていただきます。

 

「蟹は、ほぐすのが面倒だから・・・・」とは、

うちの店では言わせません!!!

 

1杯丸ごとだったり、半身売りだと値が張る毛蟹も、

こうすれば、気軽に味わって頂けると思います。

今のうちに是非!!

 

相変わらず、徒歩で通勤をしていますが、

春にとても楽しませてくれた、呑川沿いのソメイヨシノ。

足元を見ると、ちっちゃくて、黒いさくらんぼが沢山落ちていました。

上を見るとまだまだ沢山なっています。

CIMG0509.JPG

 

食べて見ましたが、うーん美味しくは無い、と言うよりまずかった~

赤い実は取れなくて、食べれませんでしたが、

かの有名な佐藤錦はさすが!と感心してしまいました。

そういえば、桜の花の塩漬けは八重桜、

桜の葉は、大島桜という、専用の種だと聞いた事がありました。

花を観賞する花桜と、さくらんぼが取れる実桜と、奥が深いですね。

 

食いしん坊にも程が有るって言うお話でした。(朝方5時の不審人物でした。)

 

それでは、ご来店有り難う御座います。

毎度ありっ!!

2008年5月26日

烏賊君紹介

毎度です。 幹東です。

 

今日は、大事なスタッフの一人、通称"いか君"の紹介です。

 

いくらうちが魚介類を売りにしていても、烏賊ではありません。

"五十川"と書いて、"いかがわ"と読むそうです。

 

彼は、東工大の大学院生で、放射線関係の勉強をしています。

医学物理士という、日本に300人ほどしかいない、

資格を取得している秀才君です。

とても良く店の事を考えて自分から動いてくれる。

 

何より、彼のキャラが、なんとも言えず、良いのです。

まさに1つ教えたら、10覚えるタイプで、

君は、何をやっても上手くいくと僕は、褒めるのですが、

いつも僕に説教を垂れるのです。

 

理屈っぽいのが、とても可愛い、そんな"いか君"

いつも、お客さんに"修行僧"と呼ばれて、可愛がって頂いています。

 

今は、卒論とか就職活動であまりバイトを出来ないのですが、

これる日は、まかないだけを食べに来ています。

もちろん、ご飯が出来る間、溜まった洗い物を片付けたりしてくれていますが、

CIMG0433.JPG

この美味しそうな顔!!

作り甲斐がありますよね。

 

でも、彼は9月に卒業予定で、

今、うちの店は、アルバイト募集中です。

君も、アルバイトしないかい?

ま か な い は、保証するよ!!

 

実は、もう一人、とても可愛い女の子の、アルバイトさんもいるので、

また今度紹介します。

 

それでは、今日のお魚です。

CIMG0405.JPG

 今日は、烏賊です。

と行きたかったのですが、活け才巻き海老です。

市場から来る時は、おが屑のベットの中で眠っているのです。

 

"才巻き海老"と呼ばれる、このサイズ、20g以下の物です。

うちの店は、メインで使う料理が、天麩羅なので、

天麩羅で、一番旨いと言われているサイズです。

20~25グラムの物を"中巻"

40gまでを"巻海老"と言います。

40g以上になると"車海老"と市場で、使い分けています。

車海老の語源は、

体を丸めた時に、しま模様が車輪の様に見える事から、車海老と言います。

 

車海老科の海老は、120種以上に上る為、

値段の高い車海老の代わりに、

大正海老や、ブラックタイガーなど、様々な海老が、

市場に出回っています。

 

 以前働いていたお店で、30センチ以上の物を塩焼きでお出しした事がありますが、

凄い迫力!  お値段もびっくりでした!!!

今度、手頃な物があったら、うちでもお出ししますね。

 

実は、

僕は、昆布と、海老だけは、養殖物を使っているのです。

昆布は、沢山使いたいので、養殖を15キロ単位でまとめ買い。

海老は、築地の海老屋さんが、天然物と養殖物の味の違いが無いと、

言い切るのです。

 

しかも、天然は値段は張るし、水槽で活きないと言いいます。

上った(死んだ)海老で、お値段が高かったら、誰も食べてくれませんよ!

コストパフォーマンスは、とても大事です。

 

ちなみに、養殖の車海老、"夏海老"と"冬海老"があり、

今の時期は、"夏海老"の最初の時期なので、

お味の方も良く、上りにくいそうです。

 

僕の店では、

単品の天麩羅では、生きた物を半生で仕上げています。

 

塩焼きでは、生きた物は殻が柔らかいので、殻ごと丸かじりして頂いています。

 

洗いは、ぷりぷりした身と、塩焼きにした頭を楽しんで頂いています。

 

いずれも他の海老では、味わえない旨さで、人気です。

海老好きは、是非!!

 

 今日、常連のお客様に、

 

「ブログが長すぎる!!

ブログを見る人は、他のブログも定期的に回っているのだから、

スクロールしない程度にしてよ!

せめて、スクロールは1回で見れるように!

幹東のブログは、3回はスクロールするもんね!!」

とお叱りを受けました。

 

そこで今日は、今までで、一番長~~いブログを目指しました。笑~

海老料理の写真も後で、追加するつもりですので、あしからず~~

でも嫌いにならないで下さい。

 

それでは、ご来店有難う御座いました。 

 

毎度ありっ!!

2008年4月23日

新装開店!!

毎度です。いつもお世話になっております、幹東です。

新装開店!!というと大げさですが、

色あせたり、風の強い日にはためいて見苦しかった、店の正面のガラスに掛けてあった、

赤い布を取り払い、茎の黒い竹、黒竹を植えました。

CIMG0262.JPG緑が丘商店街の造園哲さんのご好意で、リフレッシュ出来ました~~。

ちなみに今、店内で飾っている八重桜は、哲さんがお仕事で剪定した物を

持ってきて下さったのです。

いつも気に掛けて下さって有難うございます。

店の外観はきれいになったのですが、開店してずっと使っていたランプや、

窓の目隠し用に、かっこいい布探しに、始めてのIKEAにGO!!です。

第三京浜を港南台で降りてすぐのところにIKEAはありました。

すごい!!!

の一言です。

残念ながら、和の物は無いのですが(スェーデンの会社らしいので当然。)

工夫すれば、安くて使える物がいっぱいです。

調理場の吊り戸棚なんかも全部ステンレスの頑丈な物ばかりで、

女将と2人で興奮しながら、買い捲りです!!笑

店に戻って、2人で買ってきた物の取り付け作業!!!

たくさん買えば、たくさん作業が増えるのは当然の事で(夜中の3時頃に気付きました)笑

休みの日にかかわらず、いつもどおりの徹夜作業に・・・・・・

こざっぱりとしたから、良しとします。

内装の写真は、まだ中途半端なので、後日アップします。

 

                  

                  4月23日今日のおすすめのお魚です。 CIMG0269.JPG CIMG0269.JPG

というように僕の店は、今日のおすすめを1つ1つ説明して、

調理法をお客様に決めて頂いています。

お客様にも好評で、店のうりともいえるのですが、下ごしらえの段階から調理し始めるので、

時間と手間がかかる物が多い都合上、お待たせすることが多く、ご迷惑を掛けてばかりです。

いつもすみません。

もう一人職人がいた時もあったのですが、今は僕の母に手伝ってもらっています。感謝!

味や性格の合わない職人よりは、仕事はやり易いのですが、

常連さんには、親不孝物呼ばわりです。(僕は、最高の親孝行だと信じています。)笑

 

誰か僕と一緒に魚料理を探求してみないかい???

 

愚痴っぽいので気分を変えて、今日のお魚です。

CIMG0271.JPG

桜海老とお茶の新芽です。

といえば、某お酒のCMで、駿河揚げ~!!といっている料理

そう、掻き揚げです。

僕は、まだ見習いの頃親方に、掻き揚げでずいぶん怒られたトラウマで、

苦手意識がありあまりやりたくない料理なんです。

それでも食べたい桜海老の掻き揚げ!!!!

桜海老の漁は、干すのが主たる目的であるため、この所お天気が不安定なので

漁がまだ本格化していないとの事で、安定して入荷はしていませんが、

是非、是非、おすすめです。

値が安定してきたら、桜海老たっぷりの土鍋ご飯も美味しいのです。

春と秋の年2回だけの味覚どうですか?

 

それでは、ご来店有難うございました。

毎度ありっ!!