2008年8月 2日

知らない事、知りたい事。

毎度です。

 

今日は、いつも捨てている食材のお料理です。

CIMG0986.JPG

やっと美味しくなった、茄子です。

身は、細かい包丁目を入れ、煮びたしにして冷やしてお出ししたり、

焼き茄子で大量に出る、ヘタの部分!!

 

CIMG0989.JPG

縦に割り、胡麻油で良く炒めます。

お酒少々、出汁少々を入れ、

醤油だけでちょっと辛い位の味を入れます。

 

"茄子のヘタの辛煮"完成です。

ザーサイの様なお味で、

ギュッと締まった身の食感が、

口直しにちょうど良い感じです。

辛煮は、大根の葉や蕗の葉なんかでしても、とても美味しいです。

胡麻油で、焦がさないように、水分を飛ばす感覚で良く炒めて、

アクを抜くのが、コツです。

 

昭和34年出版の、辻留の辻嘉一先生(伝説の板前さんです。)が書いた本に、

「茄子のヘタは旨いので、辛煮にして焼き前に使います。」という記述があり、

試してみました。

茄子のヘタが多く出た時に、是非お試し下さい。

 

こんなに良い、昔の仕事が廃れていくのは、なぜなんだろう?

といつも疑問に思うのです。

カッコ付けた仕事より、素材の持ち味を生かした仕事こそ、知りたいと思うのは、

僕だけなんだろうか?

それとも、僕が物を知らないだけなのか?

 

お次は、つぶ貝です。

CIMG1007.JPGのサムネール画像

剥きつぶといって、殻からはずした状態で、

市場に入荷するつぶ貝があります。

まだまだ、身は活きていますので、

叩くと動くので、刺身でも良いのですが、

こんな時にしかもったいなくて、出来ない、

焼きつぶ貝です。

 

串を打って、軽く焼き目が付いたら、

照り焼きにします。 CIMG1008.JPG

粉山椒を振って食べて頂きます。

 

つぶの旨みと照り焼きのタレの甘さが、

合わさって、

なんだか、往年の炉端焼きを感じさせます。

焼いているそばから、香りが食欲をそそります。

 

甘いのが苦手な方は、醤油をさっと塗った、

醤油焼きも出来ます。

こちらは、七味唐辛子が良く合います。

 

そういえば、炉端焼きのお店、最近は全然見かけなくなりましたね。

大きなしゃもじでカウンター越しに出してくれる、

厚揚げの焼いたのとか、焼き茄子、兜焼きなど、僕の大好物ばかりです。

 

僕の料理は、若い頃に食べた炉端焼き屋さんの影響を、強く受けているのだと思います。

ある意味、憧れの存在なんです。

何で、無くなったのだろ?       僕が知らないだけかな?

 

昨日告知した、お椀の続報です。

 

葛切りにもろこしを混ぜたのですが、でんぷん質で、食感がだれるので、

普通の葛切りにして、食感を楽しんで頂く事にしました。

 

生湯葉を入れて、まろやかさを出し、振り柚子で香りのアクセントを付けました。

以上2点の改良を加えました。

 

お客さんの反応も、まずまずでホッと一安心でした。是非お試し下さい!!

 

それではご来店有難うございます。

毎度ありっ!!