にょろにょろ!
毎度です。幹東です。
今日は、とても暑い日でしたね。
汗っかきの僕には辛い日が近づいて参りましたが、
はもです。
今日のは、長崎産の釣り物ですが、瀬戸内海、九州、四国に多く水揚げされ、
全体の8割強が、関西圏で消費されるそうです。
そんなに、と思いますが、築地に来るのは、数パーセントに過ぎないそうです。
語源は、噛み付きやすく、咬む力が強い事から
古語の「食む(はむ)」「咬む(はむ)」が転じて、
はもになったという説があります。
僕も実際に、何度か咬まれていますが、
鋭い歯でやられると、ひどい目にあいます。
ニョロニョロと生簀の中で蠢いていて気持ち悪いのですが、
関西の方には、よだれが垂れる程のご馳走に見える様ですね。
実は2~3ヶ月前から、市場に出回っていて、気になっていたので、、
直也さんに良い物があったら、何本でも、
とお願いしてあったのが、やっと入荷しました~~
僕の好みは、500グラムから、700グラム程度の小振りのもので、
変に太っている物は、素晴らしい物は美味しいのですが、
なんとも言えない脂臭さが気になって、おととしは、3本に1本程度捨てていました。
難しいお魚です。
さらに、難しいのは、ナタのような鱧切り包丁で、
無数に身に入り込んでいる小骨を、
ざっ ざっ と包丁目を入れていく、
有名な"骨きり"です。
斜めに入っている小骨を、直角に断ち切るのがコツです。
小骨の切断面が、とがると食感が悪くなって、骨が気になるのですが、
これが、なかなか難しい。
面白いお話があるのですが、
以前勤めていた店の料理長が、
僕にこの包丁を売って、新しいのを買おうとした事がありました。
まだ、高価な鱧切り包丁を持っていなかったので、
2つ返事で譲ってもらったのですが、
だめもとで、「骨きりのレッスンつきでお願いします」
と、とんでもない提案なのに、
休憩時間に、毎日マンツーマンで教えてもらえたのです。
この包丁自体も、とてもよいもので、若い頃に、特注で作らしたものだそうで、
20年ぐらいの年代ものですが、まだまだ20~30年は使えそうです。
昔は、鋼の質が良かったのですね。
そんな事もあり、僕はちょっとだけ骨切りに自信があるのです。ムッフン
牡丹鱧で有名なお椀も美味しいのですが、まだ、いわゆる"はしり"の時期で、
「梅雨の水を飲んだ鱧は、脂が乗ってくる」
という言葉があるとおり、
梅雨が来たら、お椀を始めようと思いますが、
今の時期は、
天麩羅や、落としがお勧めです。
淡白な身質に、皮目の旨さが際立って、天麩羅はほろほろ溶けていき、
梅肉醤油にわさびを効かせて落としを、というのも酒が進みます。
素焼きにした、中骨と身を一緒に炊き込む鱧ご飯も人気ですので、
機会がありましたら、是非!!
私事でありますが、今日美味しいケーキを食べました。
粉と玉子という奥沢のケーキ屋さんので、
素材の味がしっかりしていて、特に生クリームのお味が絶品!!
分野が違いますが、もっと頑張らないと、
と励まされる美味しいケーキでした。
それでは、ご来店有難う御座いました。
毎度ありっ!!


