2008年5月14日

会席って良いですね。

いつもお世話になっております。

毎度です。 幹東です。

 

昨日の月曜日、うちの店は定休日、

勉強の為、皆で恵比寿のあの有名店へ!!

CIMG0338.JPG

そう、言わずと知れた賛否両論です。

実は、以前うちのお客さんの紹介で、

料理長の笠原氏が僕の店に来てくださった事があり、

その縁で僕もやっとお伺いする事が出来ました。

東京一予約の取れない和食の店なんていわれているのですよ!!

うらやましぃ~~~

 

度々、テレビでも拝見させて頂いていて、

僕は、一つ年上の笠原氏にあこがれていたのです。

 

こちらは、お任せの会席スタイルのコース1本で勝負されていて、

僕の料理のスタイルと、対極にあると勝手に想像していたのですが、

まさにその通りでした。

意表をつくお料理の数々に圧倒されました~~

素材の味に頼りすぎないで、腕で勝負!!

 

調子に乗って5合もお酒を頂いてしまい、ヘロヘロなのに、

2軒目に行ってしまい、

うちの若い子と3時間も料理談議をして、

熱いものが込み上げた幹東なのでした。

 

すぐに影響される僕は、早速、メニューの書き方を大幅に改良しました。

何を隠そう、僕の理想は、セミオーダーの会席スタイルのお店なのです。

単品屋のくせに、変なこだわりがあるのですな~~

でも、

刺身からお食事まで、ご自分が食べたい物をチョイスして、組み立てられるお店、

そんなコンセプトが、伝わりやすいメニューに変えたつもりです。

ご来店されましたら、見てやって下さい。

 

そこで、

会席料理に欠かせないのが、お椀だと思います。

板前の技術の結晶!!

献立の花!!!

などと称される、お椀です。

うちの店では、手が掛かる為、

以前書いたとおり、今までお出ししたことが無かったのですが、

ついに今日から念願のお椀をお出ししております。

CIMG0359.JPGまだまだ、未熟な僕ですので、偉そうな事は言えないですが、

食前酒を飲みながら、前菜をつつき

あったかいお椀を1杯のんで、そこから料理やお酒を楽しむ!!

コレがたまらないのです。

悪酔いなどどこ吹く風って奴です。

かの有名な魯山人が、考えたといわれる、今の会席のスタイル

よく出来てますよね。

是非お試しを!!!

 

それでは、今日のお魚です。 CIMG0349.JPG

水槽の中で愛嬌たっぷりの、相並(あいなめ)君です。

見た目はちょっと怖いのですが、

よく見ると、目の上にまつ毛のような物があり、

2匹いたらお互いの尻尾を追いかけてぐるぐる回ったりして、

子犬のようなしぐさが人気な、かわいい奴です。

 

北海道から九州に分布し、比較的浅場に多く、

釣りをする方には、なじみが深く、

料理法も、お椀から、焼き物、煮物、揚げ物、刺身と幅広く

僕ら板前にとっては、使いやすいお魚です。

でも、

鮮度が落ちやすいので、出来れば生きた物を使いたい。

活けは高いんだよな~~ 涙

 

このお魚、いつが美味しいのか悩む所なのです。

僕ら板前は、春の食材として考えていると思うのですが、

産卵期が、晩秋から冬のお魚なので、

夏から秋が、魚的には旬だと考えられます。

これは、課題として勉強していきたいと思います。

 

僕は今回1キロ弱の相並を仕入て、

皮を炙り、焼き霜のお造りにしようと考えています。

CIMG0376.JPG3枚に卸して、骨をぬき、皮目に針打ちをして塩を振り、

強火で、皮目を炙るのですが、

「コレ美味しいね、なんていうおさかな?」

なんてお客様に喜んで頂けるお料理です。

 

相並を、梅肉醤油で冷酒をちょっと一杯!!

なんて、鬼平犯科帳に出てきそうな1品です。

男のロマンですな!!     ロマン!!!!

 

それでは、ご来店有難うございました。

毎度ありっ!!!