2008年5月12日

母の日は漆器

いつもお世話になっております。

毎度です。幹東です。

 

昨日は、母の日でした。

「お気持ちだけで」と、言われていたのですが、

皆に背中を押されて、プレゼントを探しに・・・

 

近所の漆器屋さん"自由が丘 陶木美(とうきび)"へ

黒檀の塗り箸が気に入って、プレゼント!

う~~ん! 自己満足です。

感謝しております。  心から.................

 

  

ついでに、こんな物も CIMG0328.JPG

半月のお盆です。

お会計の時に使う、トレーにちょうど良い!!

斉藤 秀僚(さいとう ひでとも)氏という蒔絵師の方の作品です。

ここは、たまに伺う漆器屋さんで、素敵な物が多すぎる!!

 

以前もこのお店では、お碗を買わせて頂きました。 CIMG0335.JPG

このお碗、 

つたと松が描かれていて、一目惚れ!

駄々をこねて自腹で買ったのですが、実は、まだ使った事が無いのです。

 

お吸い物を始めようと、買ってすぐ若い子が辞めてしまい、

手間が掛かるお吸い物まで出来なかったのです。

 

この度、やっと若い子が入ったので、

少しづつ季節のお碗をお出しできると思います。

ご期待下さい。

まずは、若筍のお碗が良いでしょうか?

 

ちなみに、陶木美さんでは、5月23日から6月4日の間、

斉藤氏の個展を開催予定なので、是非!!

僕も、若い子と伺う予定です。

楽しみです~~

 

それでは、今日のお魚です。 CIMG0244.JPG

このしろです。

いわゆる、出世魚で

"新子(しんこ)"ー"小肌(こはだ)"ー"なかずみ"ー"このしろ"と

名前が変わります。

僕の好みは、この"なかずみ"サイズの脂がのっている物なのです。

 

ちなみに"このしろ"の語源は、

ある、長者のひとり娘が美人だったので、国司がこの娘を召すことになったが、

他の王子と忍び逢いをして妊娠してしまったので、

娘の親が娘は病死した事にして、

人が焼ける匂いがするという、、このしろを棺桶に入れて焼いたら、

娘が死んだ事を信じて、国司は諦めた。

そこで、"娘の代わりにした"="子の代"にした。

だそうで、

塩焼きも旨い!と言う人もいるのですが、

こんなエピソードがあるくらい酢締めにしかしない魚です。

 

僕の酢締めのやり方は、 CIMG0250.JPG

まず、開きます。 CIMG0252.JPG塩をします。時間は、大きさや脂ののりによって、5分から1時間と

ここが、一番難しいです。 CIMG0257.JPG

そして、甘酢に漬けます。

酢加減も、水と酢の割合、砂糖を入れる加減、漬ける時間と

その日によって、変えるので何回も失敗しました。

 

僕が修行したのは、和食の世界。

コハダは1回も使った事が無かったのですが、

酢締めは人気があり、さばやいわしなどがあまり美味しくないこの時期に

脂がのって美味しい、このお魚は重宝します。

高校時代、すし屋さんでバイトしていた時の記憶を探りながら、

試行錯誤の繰り返し!!

 

コツとしましては、甘酢に漬ける前に、

前に漬けた酢を取っておいて、

その酢で2~3分洗うと、生臭みが抜けるようです。

 

更に、築地の直也さんいわく、

「新鮮だけじゃダメ、時期で産地も違うし、

丁度よく熟成させたコハダを幹東には出しているのだから」と

なんと、コハダの道の険しい事!!!

 

皆さんも、是非コハダ道をお試しあれ!

 

それでは、ご来店有難うございました。

毎度ありっ!!